※追記予定
ラップタイムとは?
スタートからある地点までのタイムのこと
使用する用語
ハロン
距離の単位
1ハロン=200メートル
1マイル=8ハロン=1600メートル
根幹距離
400メートルで割れる距離
非根幹距離
400メートルで割れない距離
ハロンタイム
根幹距離:レース中、200メートルごとのタイムのこと
非根幹距離:レース中、最初の100メートル地点から200メートルごとのタイムのこと
調べ方
JRAなどのレース結果が載っているサイトにハロンタイムとして記載がある
見方
2023年12月17日 朝日FSを参考にする
https://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1009202305061120231217/F7
タイムの「ハロンタイム」として記載がある
注意点は先頭馬が通過したタイムであること
ラップからわかること
ペースについて
注意したいのは、走破タイムとは関係が無く、それぞれのレースの相対的な基準であること
- ハイペース(H):前半が早く、後半が遅い
- 差し・追込馬有利
- 逃げ馬が多いとハイペースになりやすい
- スローペース(S):前半が遅く、後半が早い
- 逃げ・先行馬有利
- ミドルペース(M):前後半どちらも同じくらいのラップ(ミディアムペース、平均ペースとも)
それぞれを図表を用いて纏めてみる
2023年朝日FSを例に取って
ハロンタイムをわかりやすく表にすると下記
200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | |
走破タイム | 12.5 | 23.4 | 34.1 | 46.1 | 58.4 | 1:10.3 | 1:21.5 | 1:33.8 |
ハロンタイム | 12.5 | 10.9 | 10.7 | 12 | 12.3 | 11.9 | 11.2 | 12.3 |
1600mのレースなので、800mごとに分ける
前半のハロンタイムは46.1、後半のハロンタイムは47.7とほぼ差が無い
割合は
前半:49%
後半:51%
このためミドルペースと言える
スローペースの例
スローペースのレースとして
1996年8月31日 函館5R新馬戦(メジロブライトの新馬戦)を見てみる
図表は下記
200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m | |
走破タイム | 14.1 | 28.6 | 43.3 | 57.9 | 1:12.0 | 1:25.8 | 1:38.6 | 1:50.5 | 2:01.6 |
ハロンタイム | 14.1 | 14.5 | 14.7 | 14.6 | 14.1 | 13.8 | 12.8 | 11.9 | 11.1 |
ハロンタイムの前後半の割合は
前半:53%
後半:47%
ハイペースの例
ハイペースのレースとして
2022年10月30日 天皇賞(秋)を見てみる
図表は下記
200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m | 2000m | |
走破タイム | 12.6 | 23.5 | 34.7 | 46 | 57.4 | 1:09.0 | 1:20.8 | 1:32.4 | 1:44.8 | 1:57.5 |
ハロンタイム | 12.6 | 10.9 | 11.2 | 11.3 | 11.4 | 11.6 | 11.8 | 11.6 | 12.4 | 12.7 |
ハロンタイムの前後半の割合は
前半:49%
後半:51%
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